ピルをカルピスで飲む。
ここ最近なぜか飲みたくて仕方がなくなるもの。
カルピス。
普段甘い飲み物はできるだけ避けているのだけど、最近なんだかカルピスが飲みたくて仕方がない。
子供の頃は原液からお水で割って作っていた白い液体だったが、今となってはペットボトル飲料のイメージが強い気がする。場合によっては炭酸もある。
この歳になると、糖分の取りすぎが余計に不安で、中途半端にトクホのカルピスを飲むから、気持ち的に消化不良で余計に飲んでしまうという悪循環が起きる。ただ、欲望に逆らうつもりはないので、気がすむまではカルピスを飲む。ひたすら飲む。
乳酸菌で体を壊すことはないのだろうか。
ある意味菌で侵されるというような…。
話は変わるが、人の身体は想像しているよりデリケートだ。
食事や休養、ストレス負荷の有無といった条件が影響して、脳の伝達物質の分泌量が変化する。条件が悪いと、私の体は即ポンコツになる。頭は回らなくなるし、感情もコントロールが難しくなってしまう。
ホルモンが悪さをすることも多い。
生理前には不安感やイライラを感じやすくなる。生理が来ればけろっと無くなってしまうから、昨日まではなんだったんだと拍子抜けもする。
この不安定さから抜け出すことは、今までの私にとって、なかなか難しいことだった。
先日、人生で初めてピルを処方してもらった。生理前の不安感を解消するための理由だったのだけれど、全く逆の効果が出てしまった。
飲み始めて一週間経った頃から無性にイライラし始め、ほんの少しのことで感情が抑えられなかったり、何もないのに一晩中涙が出て来たりと、人生で経験したことのない状況に陥った。
1番身近にいる人は心配はしても本当には寄り添ってくれない。それが余計に悲しさを増幅させるのに、ひたすら耐えるしかなかった。人を頼りたくて仕方がない甘えたこの性格を、呪うしかなかった。
病院にどうにか相談して、漢方を飲みながら症状が落ち着くのを耐えつつ、やっと一月ほどして落ち着く事が出来た。副作用もなくなりホルモンバランスが落ち着けば、生理前のイライラもあまり起きなくなるだろうとのこと。
もう一月くらいは様子を見る事にしているが、自分の感情がこんなにコントロールできないものだとは思わなかった。
ピルはもちろん飲み続けている。不安定な時は飲むことに恐怖も感じたが、辞めてしまうとさらにホルモンバランスが崩れてしまうことも考えると、続けざるを得なかった。
そんな時に無性に飲みたかったカルピスでピルを飲むという暴挙をしていた。
ちゃんとお水等で飲んでないから変に副作用が出た、なんて事があったら本末転倒だけれど、カルピスをひたすら飲みたくなるのももしかするとホルモンの影響なのかもしれない。
なんだか変な内容の文章を書いてしまった。
とりあえず、できるだけ健康を気にして食事もしなきゃだし、休みもとらないといけない。ストレスから逃げることも大事。
ただいつもそううまくいくわけじゃないから、有事の際、ちゃんとした心の避難先は確保しておきたい。